たびたびSNSで巻き起こる論争。
日本人がタイで5万Bで生活できる?って論争。
5万Bの生活は可能なのか、ただの貧乏生活なのか?
日本を飛び出してタイでパーっと生活しようぜ派と、
そんなヒモジイ生活して楽しのか派の争いである。
出来る派は楽観的であり刹那的である。
出来ない派は慎重であり現実的である。
ま、その人の立場で見える景色が違うので両方の意見は分かる。
自分の経験から言うと5万Bの生活は余裕でできる。
タイに駐在初期は、
日本の給料と合算の考えで、タイでの支給額は2万7千B。
日本人の最低賃金は5万Bなので、
額面での支給は5万Bで、2万3千Bは接待費(当時のボス管理)になっていた。
あきらかに違法だろうが、
当時はタイに進出したてで右も左も分からない会社だったので、
こんなトンデモ支給システムを考えついたのだ。
足りない生活費は日本の給料を持ちだせ、との指示に憤慨!
なら、2万7千Bで生活したるわ!!って思ったのだ。
それから5年間。
そんな生活をしてた経験があるので、5万B生活は余裕でできるって結論なのだ。
*今は、コンドー生活中。
当時の内訳はこんな感じ。
(2013-2018年の物価)
家賃:6,500B (キッチン無し、エアコンあり。セキュリティーOK。新築のアパート)
光熱費:1,000B
ネット代:300B(フロア共同。めちゃくちゃ遅い)
朝食:900B(ムーピン30Bx30日)
昼食:1,800B(60Bx30日)
ビール:6,300B(1缶35Bx6本x30日)
おつまみ:1,200B(40Bx30日)
夜遊び:6,000B(1500Bx4回)*まだ遊んでいた時期。
雑費:3,000B
合計:27,000B
これで、2万7千Bなのだ。
どこかでオーバーしたら、夜遊び&雑費を調整。
な、5万B生活なんて余裕だろ??
しかし、忘れてはいけない。
こんな項目は除外されているのだ。
携帯:会社持ち
車&ガソリン:会社持ち
保険:会社持ち
旅行費:日本給料持ち出し
臨時的な費用:日本給料持ち出し
貯蓄:まんま日本の給料
これが担保されているのが大きい。
5年間も意地で2万7千B生活をつづけたので、
日本の給料からの持ち出しも少なく、そこそこ貯蓄もできた。
連休は旅行(日本の給料分から)に行ってたし、
そんな生活苦だった訳でもない。
ただ、居酒屋からのカラオケ、週末はゴルフなんてステレオタイプの駐在生活ではない。
そんなスタイルに興味がないので、これも苦ではない。
日本に貯蓄されてるって安心感も大きかった。
5万Bで生活できるかと言うと余裕でできる。
バンコクから離れた地方だと、もっと余裕だろう。
ただ、将来の不安とか心配とかはある。
でも、そんな背水の陣のようなギリギリで生きてる方が、
意外と楽しいのかもしれないね。
特に若いうちは。
経験値が上がると、
そんな生活ではどこかで破滅するってリスクが見えるんだろうね。
5万Bで生活できる。
あとは個人の価値観ってことなんだよな。
全然、結論になってない。って思った方は
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