偶然出会った人の村に向かう。
さっき会ったばかりなんだけど、
こう言うのが旅のいいところだ。
バダック族の伝統建屋。
きれいに保存された地区もあるが、
これがリアルの村。
この高床式っぽい家は、
倉庫になってるのかなって思ってたら、
お爺ちゃんが中からニコニコ出てきた。
中にどうぞって。
真っ暗だけど。
明かり無しなのに良く見えるねって言うと笑っていた。
さぁトゥクトゥク飲むぞって、
なんだか普通の家に招待される。
出てきたぜ。
これがトゥアック。
ヤシの樹液を発酵させてるみたい?
酸っぱいので好き嫌いがでるとネットにあった。
どんなもんかなぁって飲むと、
おぉぉ。
甘みがある。
飲みやすい。
ぜんぜん酸っぱくない。
鮮度がいいのだろう。
何でも、この家主が自ら作ってるトゥアックみたいだ。
その辺の店で飲むより甘くて美味いだろって言われたので、
やはりこれは特別なのかもしれない。
この家のトゥアックを飲みきると、
別の家に向かった。
とりあえず金出せと。
それでトゥアックを仕入れてくるから。
お前も飲むのに、
買ってきてやるじゃねぇーよと思ったが、
こんな村で飲むことは普通出来ないので、
彼の分も含めて言い値で払った。
これ。
いや、多くね?
ピッチャーできたぜ。
友達3人も来て宴会になる。
長渕をYoutubeでかけてくれる。
「乾杯」を知ってるようで口ずさんでいた。
みんな酔っぱらうと、
英語でなくてバタック語で盛り上がるので、
何もわかんねー。
でも居心地は悪くない。
おつまみも出てきた。
この芋なのか分らないものは味がしなかった。
タレは相変わらず美味い。
ネットではトゥアックのアルコール度数は低いって書いていたが、
結構酔っぱらう。
ビールと同じくらいにはあるんじゃないか?
いやそれ以上?
発酵加減によって違うのか??
飲みきったころには、夜になっていた。
小雨も降っている。
もう一軒いこうぜって誘われたが、
酔っぱらって転んだら大変なので、この辺で帰る。
一緒に飲んでた兄ちゃんがバイクで追いかけてきた。
「まだ飲み足りないんだろ?やっぱりもう一軒いこうぜ。」
正直、この村にはまだいたいが、
割と酔っぱらったので、お断り。
雨降ってるし、
この日が初日なので地理感も不安だ。
40歳も超えたおっさんなので、リスク管理はできる。
明日飲もうぜって約束して帰った。
ホテルの前のお店で晩飯。
ホテルの兄ちゃんも気さくな人で、
会話が弾んでお酒も進む。
ここではビール。
いやー初日から楽しい日だった。
(補足)
翌々日に、トゥアックを一緒に飲んだ兄ちゃんに会う。
顔面が傷だらけ!
おい、どうしたんだって聞くと、
あの日の2軒目の帰り道、
ずっこけて顔面からこけたらしい。
笑ってもうたわ。
な、言った通りやんか。
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