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~チンギスハーンに俺はなる~

ロッブリーで仕事があったので、
仕事終わりに街中に寄ってみた。
ロッブリーと言えば猿。
猿の町を見てみたかった。
しかし、タイ人からこんな話を聞いた。
「もう猿いないよ」
そんな訳ないだろ。
あの猿の町だぜ。
街中にも猿がわんさかいる。
それがロッブリーのイメージだ。
車を走らせて町の中心地に。
遺跡があるし、ここが中心地だろ?
おいおい。
猿がいない。
少ないではない。
ぜんぜんいないやん。
猿の餌コーナーがむなしいぜ。
どうなってるんだ!って思ったのでAIリサーチ。
もともとは猿の町。
猿が多い→観光客がくる→観光客が餌をあたえる→猿と共存
この均衡が崩れたのがコロナ。
観光客が来ない→食料が不足→商店、民家に侵入
コロナがおさまった後も、
人間から餌を奪うって事を覚えた猿たち。
我が物顔で街中に居座って、
人間への侵略を続ける。
市長も街の中心地は見捨てられたと、宣言したとか?
しかし、猿もやり過ぎた。
とうとう人間も立ち上がったのだ。
猿と人間との戦いが始まった。
2024年から猿の捕獲、収容、去勢がはじまった。
郊外に大規模な収容施設。
人間も本気だ。
猿達もだまってはいない。
収容場から100匹の集団脱走なんてこともあったみたい。
でも、結局ほぼ再捕獲。
人間様が本気を見せて、
猿の乱鎮圧。
でも、やっぱりロッブリーのアイコンは猿。
猿がいないと観光客が来なくなって、
逆にロッブリー経済はマイナスなのでは?
どうやらそうでもないらしい。
猿の支配から解き放たれた町。
猿のせいで店が開けられない、車が停めれない、日常生活が送れない、から解放されたようだ。
商売、生活環境が回復のプラスが大きいらしい。
しかし、やっぱりロッブリーと言えば猿。
中心地に数匹、数百匹くらい残した方が、観光メリットがある。
なんて声もあるとか?
猿復権のチャンス…そんな未来があるのかもしれない。
猿、おらんでええよ。って思った方は
↓
偶然出会った人の村に向かう。
さっき会ったばかりなんだけど、
こう言うのが旅のいいところだ。
バダック族の伝統建屋。
きれいに保存された地区もあるが、
これがリアルの村。
この高床式っぽい家は、
倉庫になってるのかなって思ってたら、
お爺ちゃんが中からニコニコ出てきた。
中にどうぞって。
真っ暗だけど。
明かり無しなのに良く見えるねって言うと笑っていた。
さぁトゥクトゥク飲むぞって、
なんだか普通の家に招待される。
出てきたぜ。
これがトゥアック。
ヤシの樹液を発酵させてるみたい?
酸っぱいので好き嫌いがでるとネットにあった。
どんなもんかなぁって飲むと、
おぉぉ。
甘みがある。
飲みやすい。
ぜんぜん酸っぱくない。
鮮度がいいのだろう。
何でも、この家主が自ら作ってるトゥアックみたいだ。
その辺の店で飲むより甘くて美味いだろって言われたので、
やはりこれは特別なのかもしれない。
この家のトゥアックを飲みきると、
別の家に向かった。
とりあえず金出せと。
それでトゥアックを仕入れてくるから。
お前も飲むのに、
買ってきてやるじゃねぇーよと思ったが、
こんな村で飲むことは普通出来ないので、
彼の分も含めて言い値で払った。
これ。
いや、多くね?
ピッチャーできたぜ。
友達3人も来て宴会になる。
長渕をYoutubeでかけてくれる。
「乾杯」を知ってるようで口ずさんでいた。
みんな酔っぱらうと、
英語でなくてバタック語で盛り上がるので、
何もわかんねー。
でも居心地は悪くない。
おつまみも出てきた。
この芋なのか分らないものは味がしなかった。
タレは相変わらず美味い。
ネットではトゥアックのアルコール度数は低いって書いていたが、
結構酔っぱらう。
ビールと同じくらいにはあるんじゃないか?
いやそれ以上?
発酵加減によって違うのか??
飲みきったころには、夜になっていた。
小雨も降っている。
もう一軒いこうぜって誘われたが、
酔っぱらって転んだら大変なので、この辺で帰る。
一緒に飲んでた兄ちゃんがバイクで追いかけてきた。
「まだ飲み足りないんだろ?やっぱりもう一軒いこうぜ。」
正直、この村にはまだいたいが、
割と酔っぱらったので、お断り。
雨降ってるし、
この日が初日なので地理感も不安だ。
40歳も超えたおっさんなので、リスク管理はできる。
明日飲もうぜって約束して帰った。
ホテルの前のお店で晩飯。
ホテルの兄ちゃんも気さくな人で、
会話が弾んでお酒も進む。
ここではビール。
いやー初日から楽しい日だった。
(補足)
翌々日に、トゥアックを一緒に飲んだ兄ちゃんに会う。
顔面が傷だらけ!
おい、どうしたんだって聞くと、
あの日の2軒目の帰り道、
ずっこけて顔面からこけたらしい。
笑ってもうたわ。
な、言った通りやんか。
それでこそ旅やんって思った方は
↓