夜遊びを辞めて1年ほど。
10時頃にアソークにいたので、久々にソイカに寄ってみた。
俺が好きな店は、
バカラやクレイジーのような華やかな人気店ではなく、
客の少ない場末のお店だ。
そんなスナック的に飲める店で、
まったりと飲むのが好きだった。
と言うのは言い訳で、
この場末に、
ばばぁとデブしかいない店に、
あのファランが好きそうなタイプばかりいる店に、
一輪の花が咲いていたのだ。
一輪の花はRと言い、やはりブリラム出身だ。
Rはブリラムの可愛い子の特徴を全て持ち合わせいた。
くりくりの目。
ちっちゃい鼻。
むくっとした唇。
黒い肌。
どこか田舎臭さを残した顔が好きだった。
化粧、髪型で着飾ると、どことなくAKBぱるる感があった。
そして、それがなにより俺のストライク。
かれこれ2年ほど、この場末が俺の主戦場だった。
そんな場末に咲く一輪の花Rを気にいってしまってから、
週末はここで飲んでいた。
ここは場末。
いくらRが可愛くても、客そのものが少なかったので、
大抵暇そうにしていたもんだ。
あるとき、
私…田舎に帰るね。
ってLINEが来た。
なに!
俺の週末の楽しみが…
俺の週末ヒロイン。(言ってみたかっただけ)
俺の頭の中に流れたのは「Say Yes」
このまま~(ふた~り)
何気なく~
暮らさないか~♪
俺「俺んちに来ないか」
って気志団ばりに言ってみたが、もちろんNo
そりゃそうだ。
俺はただのカスタマー
R「いつかバンコクにもどるから…」
それから暫くして、LINEで写真が来た。
畑仕事をしているRの写真。
ネイル、髪型、化粧もバッチリで、
もんぺみたいな格好しながら畑で笑っていた。
完全に浮いている。
畑にある存在ではなかった。
畑にもんぺ。
そして童顔。
これをエロい意外にどう表現していいのだろうか?
エロい。
エロ過ぎる。
早く、会いたかった。
それから半年。
俺は携帯を一度タクシーで置き忘れていたため、
Rの連絡先を紛失していたのだが、
Rがバンコクに戻っていると噂は知っていた。
そして先週、何気なく場末のバーに寄ってみた。
あら~久しぶり!
全然来ないじゃない?
と、ウェイトレスが話しかけてきた。
店内をチラチラ見る俺に、
「Rはいないわよ。連絡来てない?Rは今クレイジーよ。」
何!
クレイジーだと!
クレイジーとは、クレイジーハウス。
スッポンポンで踊ることで人気のゴーゴーバー。
王者バカラを追随する勢いのある人気店だ。
おぉ。
場末から人気店に移籍したのか。
ウ「今、Rはめちゃくちゃ可愛いわよ。」
俺「前から、かわいかったじゃん。」
ウ「はい、これが今のRね。」
俺「かわいい…かわいすぎる…」
が、何か違う。
俺「整形した?」
ウ「そう。鼻のシリコン、唇を細くしてる。」
俺「そうか。あの小さい鼻の方が、可愛いのにね」
ウ「私もそう思うわ。」
Rはめちゃくちゃ可愛くなって、人気店へ移籍していた。
きっと、人気嬢となってるだろう。
この場末のバーから巣立って行ったのだ。
俺はあの小さなイサーンの鼻が好きだったが…
また、クレイジーでも顔出してみようかなぁ。
あ、こいつまた金使うな?って思った方は
↓
にほんブログ村
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿