12月30日。
さぁて、いよいよトレッキングだ。
ポカラから3泊4日のトレッキングコースを選択。
その場合は、
プーンヒルって3200mを目指すのが一般的のようだ。
俺が持っている地球の歩き方は2003年版。
少々、情報が古いが、
山は変わらないだろう。
プーンヒルを目指す場合にはナヤプルってところからスタートするのが、
これまた一般的らしい。
そこまではバスで行ける。
バスはポカラの外れのバスターミナル…
この辺は泊まったホテルに聞くと、地図付きで説明してくれるよ。
ちなみにタクシーでもいける。
タクシーに聞くと2000ルピーだった。
バスはローカルバスで200ルピー。
2時間のデコボコ道だ。
道路は工事中なの、完成すればこの道中も楽になるのだろうが…
舗装が完成するにはまだ数年はかかりそう。
今日も良い天気で、山がくっきり。
ナヤプルに着くと、トレッカーたちもぞくぞくと集まっている。
ジープの呼び込みもある。
ジープ乗り合わせで少々奥までいけるようだが、
やっぱりここは歩きだろう。
さぁ行くぜ!!
と、張り切るが、まずは商店街を抜ける。
歩くこと20分。
入山許可書等のチェックポントが2か所。
ここを通過すると、いよいよ正真正銘のトレッキングスタートだ!!
山道、雪道…
と思っていたが、こんな道。
なかなかの勾配もあるが、なんか面白くない。
で、暑い。
雲一つない晴天。
歩き出してすぐに半袖だ。
牛もいるが…
そんなネパール感もない。
今日目指す宿場はウレリ。
5時間ほどのトレッキング。
地球の歩き方によると…
3時間ほど歩くと、山道に入り、
そこからウレリまでは3000段以上の階段が続く…
今日のコースのハイライトは、そこかな。
4時間歩いても山道に入らない。
3000段の階段もない。
ただ勾配はけっこうきつくなってきた。
写真では分かり難いが、
谷の底から、ジクザグに道を登っていく。
1時間ほど続く坂道。
さすがに心折れそうだ。
まだ、この後、3000段が控えているのか??
いや、待てよ。
どっちかというと速いペースで歩いている。
時間から計算して、
この坂を登ればウレリではないのか?
じゃ、道間違えた?
思えば、王道コースのはずなのに、トレッカーが少ない。
そうなのだ。
2003年版では、車で行けるのはずっと入口の村までだったようだが、
今ではウレリまで車道ができている。
俺たちが歩いたのは、その車道なのだ。
車道をわざわざ歩いてきたのだ。
つまり、今ではウレリまではジープで行ける。
正直1日目のコースをわざわざ歩く程の魅力もないので、
今後は、この辺りまで車で来るってのもスタンダードになるかもしれない。
急坂も終わると、集落が見えてきた。
第一村人に聞くと、
やっぱりこれがウレリ。
ウレリに入ると、ゲストハウスが並ぶ。
ニコニコ笑顔をくれたおばちゃんがいるゲストハウスに。
ウレリから、かすかに高い山が見える。
このわずかに見える山に興奮し、
写真もバシバシとったが、
この後に絶景コースを歩くので、これは大したことない。
山ビューに、こだわらなくてもいいだろう。
なぜか立派なバスケットコート。
小学校で子供たちがサッカーしている。
オレンジの大人が俺だ。
少年と交じってみたけど、10分で疲れた。
子供は疲れを知らなぇな。
ロバも階段を登ってくる。
そう、この階段で上がってくるのが王道コース。
そう言えば、メイン道路から外れていく方に、看板でゴレパニ(目指す町)とあった。
あ、こっちかな?って思っていたけど、
ガイド付きのグループがまっすぐ歩いていたんで、それに従ったのだが…
あとあと他のトレッカーに聞くと、
やはり歩いてきた谷の反対側だった。
なので、ハイライトのはずの3000段は経験できなかったが、
長めのつり橋を渡れる。
ま、これに出会ったら、車道を歩いてきてると思えばよい。
山のロッジには、暖炉がある。
この時期は寒いので、
ご飯を暖炉のそばで食べる。
そのフロアーで携帯なんかも充電できる。
暖炉を囲み、トレッカーたちとも会話が弾む。
ご飯はダルバート。
どうみても質素…だが、やっぱり野菜が美味い。
そして、ここでもお代りが、ドンと。
ダルバートのコスパは山の中でもさすがだ。
朝は、チベットのパン。
これがもちもちで気に入った。
トレッキング中の朝飯はこれが定番になった。
ロッジは宿代500ルピーほど。
食事(軽食、夕食、朝食)&ビールで、合計5000ルピーほど。(2人分)
桁が違う?って思っただろうがこれが事実だ。
飯が高い!!
山の飯は高いぜ。
ビールも600ルピー。
到着後にお昼もここで食べたので、お昼、夕食、朝食で、このお値段。
昔はロバで運んでいた…
でも、ここまで車でこれるのに?
まぁ山価格ってのはそんなもんだ。
ちなみに、宿泊した先で、夕食、朝食を食べるのが暗黙のルールのようだ。
良い経済システムだな。
1日目は9時前には就寝。
暖炉から部屋に戻ると、めっちゃ寒い。
部屋には布団もあるので、寝袋まではいらないだろう。
バンコク生活が長いので、
寒いのはきついぜって思っていたが、
布団があったまると、ぐっすり就寝。
2日目と続く。
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