我が家は基本的に自炊なのだが、
料理担当は自分。
もともと料理は好きなので、
楽しんで作ってる。
それにタイ嫁に料理を任せられないのだ。
もちろん料理が上手なタイ人もいるだろう。
しかし、一般タイ人の自炊率は低く、
自炊のレベルは高くは無いのだ。
カップ麺を湯がくか、
ただ炒めるだけの料理。
コロナ禍で自宅待機が多くなったタイ嫁。
普段は料理しないのに、
時間を持て余し始めたのか、
困ったことに料理をすると言い出してしまった。
パンケーキを作る宣言。
市販のパウダー混ぜて焼くだけ…。
そんなものは１０分で出来るようなもんだが、
キッチンで１時間暴れまわる手際の悪さ。
続いてバナナケーキ。
さつま揚げのようなものが揚げられている。
これをパンケーキと呼ぶには難がある。
そりゃ揚げたては、
バナナの香りあって食べれるけど、
油まみれだよ。
もたれる。
若干成長したバナナケーキ。
オーブンは我が家に無いのだが、
エアフライヤーがある。
油で揚げずに、エアフライヤーを使えとアドバイス。
見た目はバナナケーキと言える。
味は…
ほうほう。
パサつきも無く、これは美味しいかな。
でも、カロリー高そう。
なぜなら、
びっくりするくらい山ほどバター入れたから。
何とか形にはなったパンケーキ。
これ作るのに半日も格闘していたので、
へとへとになっていた。
デザート系が飽きてきたのか、
夕食の領域にも手を出してきた。
タイ南部料理のクワクリンムーサップ。
南部出身者なので、
故郷フードを作ると張り切っていたが、
ただ単に市販品のペーストを混ぜるて炒めるだけ。
これが見た目以上に超攻撃型の激辛。
内臓を激しく攻めるぜ。
激辛の反省を活かして…
お、これはさっぱり系の料理かな？
どれ。
おう…
結局辛い。
鷹の爪２本入れたらし。
そこに山ほどの砂糖も。
必要以上に鷹の爪から取り出した辛さと、
それを覆い隠すかのような分厚い砂糖の壁。
辛さと甘さの重低音が響く料理になっていた…
しばらくすると、
料理熱が冷めてくれたのか、飽きたのか、
料理をしなくなった。
普段からしていないので、
思っていた味にならないし、
手際が悪いので、
自分の思い通りに行かないのが面白くないのだろう。
しかし助かった。
タイ料理は美味しいって思ってる人がいるが、
美味しいタイ料理が、美味しいのであって、
タイ人がつくる料理が全て美味しいわけでは無いのだ。
言うほどお前の料理は美味いんか？って思った方は
↓
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