ちょっと郊外まで出かけてきた。
ペッチャブリー県だ。
バンコクから車で2時間弱。
ヤワラートからの列車で4時間弱。
列車での道中はこっちを参考してくれ。
http://kazuyateikoku.blogspot.com/2014/04/blog-post_7.html
日帰りでも行けるが、俺は1泊した。
違う町での宿泊。
気分転換になっていいのだ。
宿泊したゲストハウスで自転車を借りて中心地から20分。
神秘の洞窟寺院カオルアンがあるのだ。
まずは無数の猿が出迎えてくれる。
あら~おサルちゃんかわいい♪なんてのはつかの間。
犬が吠えてくる。
そして追っかけてくる。
こえぇぇぇ。
俺は丸腰だぜ。
そこを乗り越えるとこんなとこ。
ここでも犬が吠えてくる。
マスタングスペシャル走法で、向かってくる。
おいおい、いったい俺が何をしたのだ。
そんに俺が悪いのか。
そうなのだ。
俺は悪くない。
毅然とした態度が必要だ。
ここで怯んではダメだ。
スキを見せたらやられる。
だってマスタングスペシャル走法で向かってくるのだぜ。
俺は強い!
断固たる決意が必要なのだ。
いや、怖い。
ダメだ。やられる…
そんな時、地元のおばちゃんが犬を追っ払ってくれた。
ありがとう。おばちゃん。
自転車をとめて、
御供え物を購入。
ついでに杖も借りた。
これで俺は侍も同然。
猿も、犬も怖くはないのだ。
袋などの類は猿に狙われるようだ。
俺も御供え物を袋に入れていたばっかりに猿にたかられた。
一匹が俺をめがけてかけてきた。
きぃぃぃぃ!
なぬ!
俺もにらみつける。
そして殺気立ててやる。
ここでマンガなら俺の覇気に押され退くはずが…
サルの目に凄みが増してくる。
これが猿社会で生きていく者のまなざし。
俺は負けた。
そっと御供え物を差し出した。
猿にかつあげにあった31歳。
もう、俺なんて…
やっと洞窟が見えてきた。
どどどん。
なかなか神秘的。
時間的や天候によっては、もっと日差しがいいらしいが、
これでも昇天できるぜ。
犬に吠えられ、猿にたかられた情け無い自分が晴れて行くようだ。
心が落ち着くのだ。
俺一人。
日曜の朝、9時ころ。(10時ころには家族連れがぞろぞろ来てた)
俺一人。
ひとりじゃ~無いから~私が君を守るから~
祈ろう。
今は、とりあえず祈ろう。
肝心のカオルアンの情報も写真も少ないわいって思った方は
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