2024年1月17日水曜日

ネパールトレッキング マルディヒマ―ル その5:標高4200mの絶景!

 12月31日

トレッキング3日目。


朝の3時。

外がごそごそうるさい。

あ、そうか。

マルディベースキャンプを目指す人たちはこの時間から行くのね。



俺たちは5時半発予定。

目が覚めたので4時ごろに外の様子を見に行くと…

絶景ですやん!!

雲が晴れた!!!

昨夜の重い雲は流れ去った。

もう5時半まで待ってられん!

行くぜ!!!

という事で、5時前に出発だ。


満月なので月明かりで良く見える。

階段をぐんぐん登っていく。


10分ほど過ぎてからタイ嫁のスピードがとまる。

高度と寒さにやられている。

マイナス10度。

昨日の下見では調子良かったが寒さがキツいみたい。

常夏民族DNAでは厳しいのかもしれない。

大丈夫って言うが、

これが所謂、タイ人のマイペンライ。

自分の状況を客観的に見れていないから心配だ。


タイ嫁の息切れが激しくなってきた。

のんびりだと登って行けるって言うが、

恐らく限界が近いだろう。

勇気ある撤退も必要かもしれない。

40分ほど過ぎて足が止まった。

まだ大丈夫と言うが、

目の前には永遠のような登り坂。

そして急斜面。


ここでタイ嫁ギブアップだな。


1人で下山するというが、

暗闇で転落してもヤバいので、

とりあずロッジ手前まで送る。

同行している友人ボーイはここで写真を撮って待つと言う。


下山してタイ嫁を見送る。

ここで6時前。

結構時間をロスしたので、少し力を開放しよう。

正直、まだ言うほどの高山の影響が身体に出ていない。

オナラが良く出る程度。

なので小走りで登っていく。

普段からトレランやってるおかげで心肺機能が強くなってるのかもね。


無事、ボーイと合流。

待っている間に撮っていた写真。


さ、ここから登るぜ。

ぐんぐん高度も上がっていく。

急斜面の階段が続く。

この階段を作ったネパリは最強だ。

タイ嫁はあそこでのギブアップで正解だった。

この負荷は大変だな。

7時前になると空が明るくなってきた。

ビューポイントまであとちょっと。


ちょうどビューポイントに着いた時点でサンライズ!!

美しい。


アンナプルナサウス。

マチャプチャレ。

輪郭がはっきり見える。

山の迫力が突き刺さる。


ビューポイントにはお茶屋が数軒。

高度は平気だったが、

寒さがヤバい。

レモンジンジャーティーで暖を取る。

もう少し先にビューポイントがあったので、

そこまで行ってみた。

ここで標高4200m。

寒い!

手先がしびれてくる。

ここまで来ると安物手袋ではダメ?

ただ友人ボーイは平気だったので、

タイに長くいるせいか?

ここからマチャプチャレに向けての尾根。

ここを駆け抜けてみたいなぁ。


3日目でここまで来れる。

これがマルディーヒマ―ルの魅力かもしれない。


カメラの精度が上がっても、

動画のクオリティが上がっても、

この神々の山に囲まれてる迫力は伝えきれない。

これが、ここまで来た特権だ。


高度も大丈夫だし体力的にも平気だったので、

このままベースキャンプまで行こうかなって思ったけど、

タイ嫁待たせてるし、ここで引き返そうかな。

というか、寒いし!!



特にサンライズに興味が無ければ、

昼間に登った方が寒くなくて良いかもしれない。

ただ、この時期は午後から陰ることが多かったので、

必然的に選択肢は早朝だった。



さ、High Campまで下山しよ。

もちろん降りるのは快適。

小走りで駆け降りる。


下りは危険だ。

負荷が全部脚にくる。

なのでゆっくり下るのが鉄則ではあるが、

気持ちよくなって駆け足。


このことを後悔するのは、あと数日後。



つづく。



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