2024年1月15日月曜日

ネパールトレッキング マルディヒマ―ル その4:ハイキャンプまで登れ!

12月30日。

トレッキング2日目である。


疲れているはずが早朝から目覚める。

他のトレッカーが目覚める前にトイレで大を。

野菜メインのダルバートばかり食べてるので健康的だ。

広場に出てみると犬が駆け寄ってきた。

犬とじゃれながらサンライズ!

確かに寒いが、耐えられない寒さではない。

朝ごはんを7時半から食べて、8時には出発する。



今日の目的はHigh Campまで。

標高は3,500m。

ここから1,000m以上登るのだ。


まだ誰も高山の影響は出ていないが、

タイ嫁はポカラで買った高山病予防の薬を飲む。


Forest Camp出発からいきなりぐんぐん登っていく。

階段メインの修行だ。

30分程でRest Campに到着。

おぉぉ。

絶景だ。

マチャプチャレがくっきり見える!

やっぱり昨日ここまで来たかった。

朝日を浴びるマチャプチャレを見みつつミルクテー飲みたかったなぁ。

でも、昨日のタイ嫁の状況だと無理だった。



次のLow Campに向けて突き進む。

昨日からずっと森の中の坂道だ。


10時半ごろLow Camp着。

ずっと森の中だったので、開けた瞬間に山がドン!

ここで標高2970mくらい。

どんどんと近づいてるなぁ。

それにしても何というクリアスカイ。

俺たちは持っているのかもしれない。


ここでミルクティー飲んで休憩。


Low Campから先も森の中を登っていく。

1時間ほど登ると景色が開ける。

森を抜けた。

絶景が広がる道。

ここからがこのトレイルの見どころだ。

向こうに見えるロッジがBadal Panda。

あそこで昼食にしよう。


見晴らしの良さそうな360°ビューレストランに。

12時すぎたころなので、

ロッジの人がダルバート食べてた。

これはラッキー。

仕込みが終わってるので、待たなくていい。


もちろんダルバートの一択だ。

値段も50ルピー刻みづつ上がっていく。


ペットボトルの水を頼むと無いという。

煮沸した水をボトルに入れるシステムのようだ。

同行している友人ボーイはやってしまっていた。


道中で飲み切ったペットボトルをぐしゃぐしゃに潰している。

コーラでも飲んでペットボトルを作るか?

ネパリの人が息吹き込んでみろってアドバイス。

すると無事形が戻ってきたて、無事水の補給完了。


この先もペットボトルの水は売っていなかった。



このロッジで出会った犬。

翌日の下山まで付いてきた相棒。



さぁHigh Campまでもう一息だ。


あれ?

だんだんと雲が出てきた。

これまでのクリアスカイだったのに。

高い山から順番に雲に隠れていく。


目的地が近づくにつれて正体を隠すつもりか!

本来なら向こうにマチャプチャレを見ながら尾根を歩くはずだった。

ただ、雲で何も見えない。

High Campに着くころには真っ白になっていく。

これまでTシャツで登ってきたけど、

日光が遮られ少し寒くなってきた。

ポカラで買っていたウインドブレーカー着用!


3500m付近なので、

タイ嫁の息切れも激しい、

友人ボーイも息が上がっている。

ただ、高山病の前兆などは誰も出ていない。


今日の目的地、High Campには15時ごろ着。

ここで標高3,540m。


この時期だとHigh Campのロッジも余裕がある。

布団が厚そうなところ、

景色が良さそうなところなど探してみたが、

どこのロッジも条件はほとんど同じかな。

フィーリングで決めればよい。


Namasuteっていうロッジに決めた。

1人500ルピー。


トイレは洋式と和式。

この時間でも洋式は水が半分凍っていて使用できない。

朝は大丈夫か?

ホットシャワー…なんて訪ねる気も起きない。

部屋でさくっとウェットティッシュで体をごしごし。


道中で一緒になった日本人家族と同じロッジに宿泊。

明日のビューポイント登山に向けての高度順応の為、

もう200mくらい登っておくというガイドさんのアドバイスを共有頂く.

ちなみに、このご家族は旅行会社からガイド必須て言われたらしい。


明日は4200mまで登る。

大丈夫かな??

ロッジにバックを置いて行ける分、体は身軽だ。

高度がどの程度の負荷になるのか楽しみだ。


明日への希望とは裏腹に、

重たい雲で隠れる山。

晴れてくれるかな?


High Campまで来ると寒さも厳しい。

ロッジの暖炉でくつろぐ。

それしかやることが無い。

本やトランプは良い暇つぶしになる。

幸いにもご一緒した日本人家族と意気投合して団らん。

明日のビューポイントで日の出を見る為、

5時過ぎ出発するらしい。

早い…いやそれより、絶対寒い!


俺たちは5時半にしようかな。


本当はその先のマルディーベースキャンプまで行きたいが、

ビューポントまで行けば景色は十分って聞いたので、

そこまでにしておこう。

タイ嫁の体力的にも難しそうだし。


夕食はダルバート。

もはや揺るぎない。

ここのダルスープは絶品だった。

街中のと比較しても一線を画する。

サラサラではなく濃厚でコクがある。

こんな高地にとんでもないシェフがいたもんだ。


ただ食べ過ぎには注意!

トイレの水は朝にはカチコチ。

「大」ができない可能性もある。

高地なので腹がガスが溜まって張っている。

内臓の処理が遅れているのだ。

友人ボーイは結構このガスに苦しんでいた。



この日も20時にはベットに。

流石にこの日はビールは飲まないでおこう。

部屋は極寒。

厚手の布団、毛布2枚は用意されている。

ヒートテックも着込んだ。

ダウンもつけたまま。

寒すぎるのでラム酒を二口程飲む。

身体があったまる!


さ、就寝。


明日がメインイベントだ。



【2日目】

Low Camp 8:00発  標高2,330m

Rest Camp 8:40着

Low Camp 10:30着 ティータイム 標高2,970m

Badal Danda12:30着 ランチタイム   標高3,300m

High Camp15:00着 標高3,540m



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