2024年1月24日水曜日

ネパールトレッキング その7:トレッキングの余韻とポカラの過ごし方

1月1日。

シディングからジープで2時間ちょっと。

ポカラに11時ごろに戻ってきた。



実は2日前に今回のトレッキングコースで事故があったらしい。

北欧の青年が、

マルディB.Cに行くとハイキャンプを出てから帰ってこない。

部屋に荷物を置いて出かけていたので、

ロッジのオーナーからレスキューの手配がかかったらしい。

そう言えば、ヘリコプターが何台も飛んでいた。


どこかで転落したのだろうか?

夜にはマイナスになる気温。

まだ見つかっていないのであれば、助かる可能性は低いだろう。



ガイド無しの一人旅。

さくっと3日で目的地まで行けるので、

軽い気持ちで来る人も多いだろう。

途中で知り合ったネパリのガイドの人も、

ケチってガイド無しを選ぶ人も多いが、

こういう事故につながるのだと。


グサッ!

まさに俺達…。


今回の旅はガイド無しだった。

ガイド無しの魅力は、

いつも自分でルートを決めれることだ。

考えながら進めるのが楽しいが、

そこには確実にリスクはあるという事だ。



ガイドを雇って良かったというグループも多い。

ネパリの文化や風習などを教えてもらえる。

ガイドが陽気だと、雰囲気も明るい。

なによりも安心。


何を取るかは自分次第。




ホテルに荷物をおいたので、

レイクサイドをぶらぶらしてみる。

山では1月1日はただの平日だったが、

ポカラまでくると、祝日感がある。

家族連れや、友達同士の若者などで賑やかだ。


レイクサイドには昨日のフェスティバルの残骸ゴミだらけ。

盛り上がったんだろうな。


噂のディズーニーランド。

歩いているだけでぽかぽか陽気。

気温は20度くらい。

数年前に来たときのこの時期は寒かったのに。

これが通常なのかな?


トレッキング用具を調達したお店のオーナーに挨拶。

彼のアドバイスは的確だったので、お礼を伝える。

ネット情報のみで用具をそろえていたら大変だった。

必須な物と、有れば良いって物の線引きの助言は貴重だ。

お勧めなのでもう一度お店を紹介。



お昼はやっぱりダルバート。

街中なので少し豪華な感じ。


お腹もいっぱいなので少しホテルで休憩。



タイ嫁はお土産を買いたいと街に。

男たちはそんなことに興味が無いので、

夕方にはローカル酒場を探す。


グーグルマップで何気に発見したここ。

正直に言うと入り難い。

普通の民家マンションの階段を登っていく。

その屋上にあるお店。


ファンキーな店主が迎えてくれる。

「日本人ですか?」


彼は過去に日本で働いていたので、日本語が達者だった。

お世話になった雇用先の人は優しかったって感謝。

ただ、その社長は「あいつは…」って笑っていた。


おつまみ。

地酒ロキシー。

なんと居心地の良い場所だ。


山の中でご一緒した日本人家族と合流して夕食の予定だったが、

体調が良くないという事でキャンセルに。

なのでここでしばらく飲み続ける以外に理由が無くなった。


これがネパールの好きなところなのだ。

ローカル酒場の居心地が良い。

良い酒場が見つかると、その旅は素敵な思い出となる。

酒場巡りのついでに、絶景トレッキングもできる。



19時ごろタイ嫁と合流予定だったが、

ま、普段待たされいる分、多少待たせても良かろう。


20時までダラダラ飲んでしまった。


明日にはカトマンズ。

次回はポカラでもう1日ゆっくりする日を作りたいなぁ。

夕方から暗くなるまで、

ここで飲んでいたい。



フェスティバル最終日。

1月1日までパーティーは続く。

歩行者天国で露店も並ぶ。

ただ、盛り上がりピークは31日だった様子。


ネパリの人曰く、

カトマンズからもフェスティバル目的で旅行者が押し寄せるらしい。

ネパールで最大クラスのお祭りだと。


ぐるっと周って、

初日に行ったお店に再訪。

ここのトゥンパをもう一度食べたかった。


夜中になってくると少し寒くなる。


ホテル近くでビールを数本買って部屋飲みでしめる。



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