ブータン料理。
なんと興味を惹くワードだろうか。
グーグルマップで見つけてしまったお店。
「Little Bhutan」
ブータン料理がバンコクで食べれるのだ!
おそらくバンコクで唯一のブータン料理屋?
これは行くしかない。
インド料理屋が付近に多いエリアにある。
(マップは下に貼る)
店内はブータンの写真が飾られてある。
さっそくメニューを見てみる。
ブータンの料理に前知識が無いのだが、
世界一辛いとの噂を聞いたことある。
このベストセラーのEma Datshiはどう見てもその代表格だろ?
ネットで調べると、
このエマダツィは、ブータンの国民食らしい。
唐辛子メインの料理なんて、挑戦的で良いじゃないか。
まずはこれだね。
エマダツィは多分辛い。
Kewa Datshiはポテト&チーズなので辛くなさそうなので、これにしよう。
ちなみにスパゲティーもあった。
こう言うところで逆に食べてみたいってのもあるが、
それは常連になるまでお預けだ。
さて、どんな料理は出てくるのか楽しみだ。
その前に、まずはモモ。
チキンとポークモモ。
モモとは見た目通りあっちの餃子。
ネパールやチベットでも有名だが、
やはりブータンでも一般的らしい。
モモそのものも美味いんだが、
この赤いソースよ。
この辛いソースつけると、味がピシッっと決まる。
これがブータン流モモの極意だ。
餃子風の料理は多くの国にあったりするのだが、
ソースに各国のオリジナリティがある。
ロシア付近だとサワークリームだったりと、
これで餃子がただの餃子でなくなるから、面白い。
そしてやってきたのは、唐辛子チーズカレーのエマダツィ。
なんだこれ。
激辛ブータン料理そのものじゃないか。
恐る恐る食べてみる。
あれ?
そんなに辛くない??
チーズも濃いので、まろやかの中に辛さがある程度。
激辛タイ料理にある鋭利な刃物タイプではない。
それにしても、これはご飯に合うぜ。
がっつき系のおかずのようだ。
ポテトとチーズのカレーのケワダツィ。
ダツィがチーズって意味らしいが、
ブータン料理には唐辛子もそうだが、チーズも重要みたい。
あちこちでチーズが入ってる。
ジャガイモにチーズ。
青唐辛子が程よくピリ辛。
まるでアジア版のクリームシチューのようだ。
シチューに白飯有り派なので、
これもご飯がっつき系おかずなので、がんがん食べれる。
と、思ってたら、腹いっぱい。
そもそも、モモだけでボリュームあるし、
チーズの連チャンだ。
ブータン料理にチーズとは意外だった。
でも、言うほど辛くなかったなぁ。
店員さん曰く、
「辛さを心配してたから、チーズをたくさん入れたのよ」
食べやすかったでしょ、だって。
なるほどね。
でも待てよ。
チーズ入れて食べやすいことは分かるが、
結局、唐辛子を山ほど食べたことに…
うむ?
胃の方が熱くないか??
やはり唐辛子は唐辛子。
やつの凶暴さを最後まで抑えることなどできはしない。
このあとの数時間程、内臓の咆哮を聞くことになる。
【場所】
どこやこれ??
ヤワラートの少し向こうになる。
MRTの新しい駅からあって、歩いて10分ほどで行ける。
が、バンコクの炎天下の中の10分はきついぜ。
そんな人は車で近くまで行くことができる。
ここに駐車場がある。
1時間40バーツ程。
平日は渋滞ゾーンかもしれんが、日曜だと平気。
馴染みの無い料理に出会うのって面白い。
少し遠いが行く価値…あるぜ!
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