世界で一番好きな麺料理はなんですか?
はい、カルボナーラです。
俺は、即答できる。
そば、うどん、ラーメン。
確かにうまいが、他の麺料理のはるか先にあるのが、カルボナーラだ。
田舎者の俺がカルボナーラに出会うのは20歳を前にしてだった。
あのときの衝撃音は、まさに食の文明開化。
俺はカプリチョーザにあこがれた。
それから数年後。
俺はNZで生活していた。
あるとき、白人が簡単にクリームパスタを作っているのも見たのだ。
むむっ。
これが第2の食の文明開化。
ここにタマゴいれればカルボナーラじゃん。
俺は奮えた。
カルボナーラは俺でも作れる。
それから頻繁にカルボナーラを作ったものだ。
お前は、カルボナーラばかり食ってるなってイタリア人に言われたこともあった。
サンクス、そのいじりは俺をさらに奮い立たせた。
NZはチーズが安いので、ブロックで買った。
もちろん、カルボナーラ用だ。
それは店では出てこないくらいにチーズを削り、ぶっ掛けた。
いつも、夜に2食分のカルボナーラを作った。
1食はタッパに入れ、昼の弁当となった。
当時ブドウ畑で働いていた俺。
ブドウ畑で昼間に食う冷えたカルボナーラ。
青空の舌で、労働の合間に食う冷えたカルボナーラ。
どこまでも澄んだ空気、香る木々と大地のぬくもりを感じながら食う冷えたカルボナーラ。
これは、確実に美味かった。
日本人はカルボナーラ好きだよね。
ってタイ人に言われることがあるのだが、
俺は、本当にカルボナーラ好きのなので、
どっちかと言うと好きな奴レベルと同レベルで論じてもらっては困る。
が、しかし、
一流イタリアレストランでパスタをめぐるようなパスタ好きではない。
俺は、あの冷えたカルボナーラをも愛する庶民派カルボナーラが好きなのだ。
さてさて、前置きが長くなってしまったが、
オンヌットのマーケット。
ここには、なんちゃって日本食もできている。
まさか、ナイトマーケットで、刺身を食うようになるなど、
10年前のバックパッカー時代には想像もしていなかったが、
ビールのつまみにサーモンを注文しているタイ人多いい、そんな時代だ。
そうなると、もちろんカルボナーラも登場だ。
店は、これ。
入って左手。
ドイツ仕様なのできっとわかる。
もちろんカルボナーラを注文だ。
89バーツ。
これに、チーズをトッピングしよう。きっとしたほうがいい。
99バーツ。
はい、これなり。
濃厚だ。
まさか、屋台でここまで濃厚に出来るとは。
あっぱれだ。
少ないようだが、
濃厚なので、おなかもふくれる。
麺は若干のびてるが、
もう、そんなことはきにしない。
タイで、
ナイトマーケットで、
99バーツで、
ビールを飲みながら、
濃厚カルボナーラを食える。
あのブドウ畑で食べていた冷えたカルボナーラ。
まさに、それに並ぶくらいに、最高だぜ。
それって結局うまいの?って思った方は
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