2019年1月24日木曜日

築地青空三代目で、超高価でリッチな感動のお寿司。

今回はただの自慢話。

超高価寿司を食ったぜって話だ。


そもそもB級グルメ派の俺なので、

高い金払って飯食う?って考えではあるのだ。

もし、その金があるなら、

飛行機乗ってメコン川の川沿いで、夕日見ながらビアラオ飲む。

一杯のフォーを求めてベトナムに行く。

こっちの方が贅沢だ。

って価値観だ。



しかし、今回は高級寿司を食うぜ!

本社の社長がやってきた。

好きなもの言いなさい、なんでも御馳走するよ。

と、来たもんだ。


じゃ、食べたことないんで、プロンポンに出来たあの有名なラーメン屋…

なんて本音は言えないのが、悲しきサラリーマン。

私が好きそうな物を、

あえて君が食べたいですと言い、

そうか、じゃあ御馳走してやろう。

え?まじっすか有難うございます。

って流れにしなさい、と言うことなのだが、日本語の難しいもんだ。



ではお寿司にでもしときますか。


好きなお寿司屋さんでいいよ、って言うので、

こうなれば高級なとこ行ってやろうじゃないかってことで、

築地青空三代目に。


場所とかは、もっといい情報ブログがあるので、そっちでググってくれ。




さっそくメニューでお寿司を選ぼうかな。


うむ?

5000バーツのコースもあるのね。

って、2万円近くかよ。

高いわ。


と思ってると、7500バーツのコースを頼もうとする社長さん。

おいおい、俺の財布ではないが、やりすぎ。

でも、7500バーツコースは数日前からの事前予約が必要なようだ。


俺の金では無いのだが、

元来の貧乏性なので、

高級なものには抵抗が出来ているのだ。



なので、安心の5000バーツのコース。

おっと、すでに金の価値観喪失中だ。

よく考えれば、飯に5000バーツも出してええんですか?

こんなええもん食べたらバチあたるで、っておばちゃんに言われそうだ。


と、前置きは長くなったが、

ここからはこんなもん食べたよって写真。



まずはナマコ。
こういうの好き。



アラカルトでオーダーした白子とあん肝。
正直、この2品さえあれば俺は満足。

とろける白子。

とろけすぎてすぐ食い終わる。



これは面白い。
塩で食う刺身。




エビ甘すぎ。(ほめてる)


茶碗蒸し。
これは決して脇役ではないほどの味。

正直、この茶碗蒸しが一番の印象。

出汁、半端ない。


中落ち。


うに&いくら。
これはもうずるい。


そしてお寿司たち。



お寿司たちも美味しかったが、

もう、そこまでのメニューにノックアウトですわ。


さすがにここまでの金額出すと、

バンコクでも最高のもんが食えるんだな。


というか、こんな高級な寿司は初めてだ。


所詮バンコクで寿司なんて…って言いたい天邪鬼だけど、

これまた完敗ですな。



じゃ、また来ようかな。


って、5000バーツ…


また社長さんにおごってもらおう。



柄にもないものを食べてんじゃないよって思った方は
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2019年1月21日月曜日

山ちゃんより美味い手羽先はバンナにあった。

前回に続きバンナ推しの内容だ。


BTSバンナ付近は、

タイ人に人気のオープンレストランや、カフェなどはほぼない。

そもそも、

じゃ今日は外食しようかって、

どこで食うんっすか地区なのだ。


そんなバンナにある食堂。

バンナのスクンビットの交差点をチャオプラヤ川に進んですぐのお店。

よくあるタイの食堂ではあるが、毎日そこそこ賑わっている。


チムチュム、ムーカターを食べてるタイ人が多い。


トレーナーが排気ガスがんがん巻きながら、

チムチュムつまみながらのビアチャン。


これがタイの醍醐味なのだ。


そんなこの店。


食のソイ、ウドムスックからすると全体レベルは少々落ちる。

チムチュム好きだけど、

ここのチムチュムは、普通なのだ。


ここが流行っているのは、他に店が無いからなのかもしれない。


しかし、ここで何気なく注文した手羽先フライ。

こいつに魅せられた。

何でもないはず。

しかし、香ばしくジューシーなのだ。

しかも大きいサイズ。

ビールに合う。

これぞ最高の手羽先じゃないか?


全体レベルで言うとそうでもないが、

たまにヒット作が現れる。


トムヤムクン。


たまに巨大なエビが入ってる。

が、たまにエビ小っちゃって日も。

このあたりも面白い。


コームーヤーン(トントロ)のソムタム。

これも鉄板メニュー。

が、たまにコームーヤーンが脂っ濃すぎる日もある。



しかし、ぶれないのは手羽先。


バンナ地区に最高の手羽先があったのだ。


最高の物は、案外こういうところに眠っているのかもしれない。



衣つけて揚げてるだけじゃないの?って思った方は


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2019年1月19日土曜日

とうとうバンナ地区にもラーメン屋が来たーーーー!!!

昨今のバンコクのラーメンブーム。

とは言うものの、

盛り上がってんのはバンコク中心地のみだった。


しかし、最近ではバンコク郊外までもラーメンが進出していきたのだ。



俺の住まいはバンナー地区。


BTSバンナー付近には何もないのだ。


バンナーの交差点付近にマーケットや屋台は並ぶが、

カフェ的なものもない。

良いも悪いも下町すぎるのだ。

しかし、このレベルもそんなに高くない。

食のソイ、ウドムスック住まいが長かったので、どうしてもバンナは見劣りするのだ。


そんな食とは無縁地区バンナー。


前置きが長くなったぜ。

そうだぜ。

そんなバンナーにもラーメン屋ができたぜ!!


しかもBTS駅下という最高の立地。

オンボロ長屋の一角ってのが郊外らしさ。


横浜ラーメンか??


この文字のフォントからこれは、所謂ナンチャッテ系ではないと推測。


さぁ食ってみようか。


メニュー。

なんか…微妙。

外の看板では、横浜ラーメンって名前だけだったけど、

NICOL、ニコル?って名前らしい。


藤田ニコルのファンか?

決して可愛いの最上級ではないが、

俺、ニコルちゃん可愛いって思ってます。

ちょうどいい可愛さなのだ。

年を増すごとに、ニコルの顔がタイプになる。


と、そんなおっさんの好みはいいとして、早速注文だ。



写真の下にあるレッドチキンを頼むと品切れらしい。

塩ラーメン、醤油ラーメンは、

写真からパンチが弱そうなので、

カレーラーメンなるものに。


知ってるよ、邪道だろ?


でもカレーに間違いはないんじゃないか?




で、これだ。

うむ…微妙感増す。

パプリカの一切れのセンスはなんだ?


では、お味は??


あれ??


おいおい。


これって、俺好きな味。


カレーに間違いないだろ?ってだけかもしれんが、

スープ飲み干すまでの完食。

このチキンボールも最高だぜ。


で、ここはナンチャッテ系かと思ったら、

オーナーは日本人らしい。

バンナー地区だからこんなもんかのオペレーションだったし、

所詮、バンナのラーメンなんてこんなもんよ。

って言うつもりだったが、


俺の完敗だぜ。



あ、でも街中からわざわざ来るほどでも無いっす。。



最後のコメントいらんわ。って思った方は
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2019年1月17日木曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1ヶ月でクビになった話。 〜エピローグ〜

あのブルーノ騒動から半年。

今回ばかりは本社も懲りたようだ。


40代半ばを急遽面接して、

タイの責任者としてすべて任せよう、

そんに簡単にいってたまるか。


今では日本人1名体制が確立しつつまる。

本社からは応援でサポート。

あれから半年、

そういえば彼はその後どうなったのか?



とあるタイの日系のお客さんに、このブルーノ騒動についての世間話をした。


お客さん「何そいつ、クズだね。」
    「え、まって、奥さんがタイ人で日本に住んでる…」
    「そいつの名前はもしかしてブルーノ?」


狭い日本社会。

どうやらブルーノを知っているようだ。

俺「そうですよ。」

お客さん「あいつはクズだよ」

やはりクズとして有名だったようだ。


お客さんの知り合いの会社にかつて勤めていたブルーノ氏。

言うことだけは立派だが、

仕事はできないと、半年でクビだった。





ブルーノ氏の奥さんと友達だという女性とも出会った。

彼女は日本人だがタイ語がしゃべれるので、

日本でブルーノ氏奥さんと知合いになったようだ。


彼女曰く、

ブルーノは日本のクズ。



どの方面からも有名なクズだったようだ。


奥さんのお友達は語る。

家庭を放っておいて、タイに遊びに行く。

タイで何してるのかなんて何も言わない。

家庭に金を入れない。

タイの愛人に毎月5万バーツ仕送りしている。

その愛人をコンドーに住まわせている。


ブルーノ氏の話題をちょっと振ってみると、出てくる出てくる。


え?コンドーに住まわせている?

ちょっと待てよ。

では、あの宿泊先を偽装したあの事件、

手書きのインチキ領収書のコンドーはこの部屋だったのか。

つまり、ブルーノ氏が愛人をかくまう為に支払っている家賃を

出張滞在費用として会社経費でカバーしようといたのだ。


金にがめついブルーノ氏らしい。


この友人から見てブルーノ氏の奥さんは、

タイ人女性として珍しく奥ゆかしく、自己主張しない。

ブルーノ氏に対しても拘束しない。

健気にブルーノ氏を信じていた。


しかし、こんな屑ブルーノに振り回される奥さんを見ていてかわいそうになり、

何度も別れなって忠告したようだ。


耐えて耐えてきた奥さん。

今回の愛人がはっきりしたので、やはり怒り爆発なのだろう。



飛行機のチケットを会社の指示なしでとっていた裁判所出廷の日。

あの離婚調停も成立して、

無事離婚。

養育費として毎月10万円を送るような判決だったらしい。


ブルーノ氏が今後どんな仕事に就くかは知らないが、

一般サラリーマンとして、

養育費10万円を払いながら、

タイの愛人を5万バーツ(約20万円)でかくまうことなどできはしないだろう。


鉄槌を下してくれた日本司法判断に感謝だ。




ブルーノ氏はその後日本で就職したらしい。

しかし、タイに固執する男。

いずれまたタイの地に戻ってくる日が来るのだろうか?

もうその時は、全く絡みたくは無いもんだ。




これでブルーノ氏の話は終わり。

長々書いてみたが、意外に好評だったブルーノ氏シリーズ。

思えば、俺もタイ歴7年。

こんな話の1つや2つ持っているので、

また後日、ブログに書いてみようと思う。

その時は、また見てやってくれ。



次のシリーズ楽しみだよって暖かい心を持ってくれた方は


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2019年1月14日月曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1ヶ月でクビになった話。 〜最終章〜

クビ宣告を受けたブルーノ氏。

しかし、最後まで金にがめついのがこの男。

本社への出社にかかった事細かい経費を最後に要求してきたらしい。

申し訳なかった…なんて片隅にもなかろう。


こんなブルーノ氏なので、

支給していた会社のロゴが入ったポロシャツを回収するよう指示がきた。

安いものだが、

このとんでもない男に会社のロゴ入りを持たれるわけにはいかないとの考え。

ポロシャツはブルーノ氏が滞在していたという部屋に置いてあるようだ。

つまり、チェックアウトしていない。

どういうことだ?


本社からはそのポロシャツが回収できるまで、

あらゆる経費の精算をしないと通告。

金にがめついブルーノ氏なので、こうなれば必至。

前職時代のタイ人の知人に連絡して、

部屋までポロシャツを取りに行ってもらうことになった。


このタイ人とブルーノ氏は前職からの長い付き合いのようで、

ブルーノ氏のタイ人奥さんとも親交がある。


この人選がまちがっている…なんてまだ気づかないブルーノ氏。


このタイ人とポロシャツ受け渡しについて、

うちの事務の子と連絡を取り合っていると、

突然、事務所にブルーノ氏のタイ人奥さんから電話がかかってきた。


奥さん「なんでポロシャツ回収までするんですか?」
   「そこまでするほどのことを、ブルーノがしたのですか?」

今の状況がブルーノ氏の奥さんまで話がいったのだ。

まさか不当解雇だとか言い出して、メンドクサイことになるのかなと思ったが、

奥さんはすでにブルーノの味方ではなかった。


奥さん「もし、あいつが犯罪めいたことしたのなら、徹底的に懲らしめて下さい。」


これは心配ではなく怒りに満ちていた。


積年のブルーノ氏への恨みが爆発した結果だったようだ。



前職の知人のタイ人がブルーノ氏の宿泊先のコンドーへポロシャツ回収へ向かう。

部屋に入ると、見知らぬタイ人女がいた。


愛人だろう。


前職のタイ人はブルーノ奥さんと親交があるので、びっくり。

だれだ?

まさか、ブルーノは愛人をかくまっているのか?

となり、ブルーノ奥さんに連絡を、と至ったわけだ。


ブルーノ奥さんは今までのうっぷんが貯まっていたのか、

ブルーノに対する事をあれこれうちの事務員に暴露してくれる。



ブルーノ氏の奥さんはタイ人だけど、子供と日本暮らし。

ブルーノだけタイで働いているとう異色な関係だ。


しかし、どうやら奥さんはブルーノ氏の就職先も知らなかったようだ。

タイに居ることをかろうじて知っている程度で、

今の状況どころかタイで何をしてるのかさえ知らない。


事務所の電話ももちろん知らないので、例の知人のタイ人に聞いたようだ。

さらに言うと、

お前の旦那は愛人を匿っているし、会社がポロシャツ回収まで動いているので、

なにか悪い事してんじゃね?って知人からの奥さんにチクリ。


つまり、前職の知人のタイ人も、そもそもブルーノ氏の味方ではなかった。




ブルーノ氏は生活費も入れていないらしく、

奥さんはタイ人なのに一人で日本で頑張っているようだ。

しかも2人の子供を養って。

その間、ブルーノ氏は愛人とタイ生活。


仕事ができないとか、

社会常識が無いとかそんなレベルではなく、

そもそものクズ男だったのだ。



面接のときに話が脱線し面白くないなと、直感で違和感を覚え、

1ヶ月滞在で仕事もできない人だなぁって思っていたけど、

そんなレベルではなく、人間のカスだった。


金にがめつく、女にだらしない。

人によって態度を変える。

嘘をつく。

会社に偽の龍収書を出す。



よかった。


こいつのボロがでてよかった。


しかし、少し彼をフォローすると、

ブルーノ氏は純粋なのだ。

計算なんてできないんじゃないか。

もし、もう少し頭が良ければ、

1年の研修中だけ潜伏しタイの責任者になってから好き放題しようって考えるが、

そこまでも頭は回らない。

なので、悪者ではない。


ただのバカだった。



なので、本人何が悪かったのか、多分わかっていない。


悪いことしたとか思ってはいないだろう。



今回のブルーノ氏の採用は、本社採用だった。

所謂、現地採用ではないのだが、

タイにすでにいて、タイに精通する人間と言うことで、

タイで面接をしたのだ。


タイに固執する男にタイガールの影有り。


タイでの仕事にやりがいがあったり、

タイが純粋に好きだったり、

また、タイ人の奥さんや彼女ができていたり、

タイに特別な思いを持ちながら暮らしている日本人もいる。


しかし、やはりブルーノ氏のような奴も、

偏見なようだが一定数いるのも事実。


彼はこれからどうなるのだろうか?

タイに固執するブルーノ氏。

恐らくどこかの会社に潜り込み、またタイ生活を狙っているに違いない。


頼むので、俺の客先には来ないでくれよ。



半年前の面接から、こいつと働く?という不安の波風をたたせ、

タイの出張の1ヶ月で、激流に変えた男。


一緒に働きたくも、

もちろん友人にもなりたくない男だが、

インパクトだけは残していったぜ。


あばよ、ブルーノ氏。




今後の彼が楽しみだって思うわけないよね。


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2019年1月11日金曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1ヶ月でクビになった話。 〜その10〜

本社に出社するブルーノ氏。

長い会議が開かれたようだ。

コテンパンに言われたようだが、

心を入れ替えて頑張ります!というブルーノ氏の戯言を再度信じる、

なんて結論が出た。


ま、その結論が間違いだったとわかるのに約2日。



出張の旅行費の清算をするブルーノ氏。


ここで問題があるのだ。

出張前に評価を落とすことになったブルーノ氏の宿泊問題。

滞在先をなかなか報告しなかった愚だ。


本社から滞在先の報告をせい!と追及を受けて、

出張当日にようやく滞在先のホテル名と住所をメールしてきたのだ。


ブルーノ氏が報告していたホテル名は会社の近くにある。

近くなのに会社の住所とホテルの住所の違いに、当初から違和感を感じていた。

しかし、まさかそんな嘘をつくなんて思わないので、軽く流していたのだが、

数週間ともに働いた結果、信用のかけらもない男というフィルターを通せば、

ブルーノ氏の会話、言動のなかで、この違和感が確信へと変わる。



こいつ、宿泊先を嘘ついてやがる。



以前にブルーノ氏から送られてきていた滞在先の住所をネットで調べてみる。

案の定、報告していたホテル名とは全然違う地区のコンドミニアムがヒットした。


やっぱりな。


こいつ、このホテルに滞在していない。


ホテル名と違う住所をわざわざ送ってくるってことは、これは確信犯。

最初からそのホテルに泊まるつもりなんてなかったのだ。


俺「おいブルーノ氏。あなたどこに宿泊しているんですか?」
 「報告していた滞在先のホテル、これ嘘ですよね?」

ブルーノ氏は動じない。

ブルーノ氏「え?でも住所送ってますよね。そこにいます。」

俺「つまり、この滞在先のホテルの報告は嘘って事ですよ。」

ブルーノ氏「だって、そのホテルは前職で使用してたので、知った顔に会いたくなくて」

知らんがな。

まだあんあまり事の重大性に気づいていない。

日本からの仕事の出張者が嘘の滞在先を報告。

しかも、送ってる住所は本当だからいいだろう?って考え。


俺「これ、僕が日本に報告したら始末書もんですよ。わかってる?」


もちろんわかっていなかったと知るのは後日。


しかし、こいつ領収書はどうする気なのだろうか?

報告したホテル以外の領収書で通すのか?もうそこでバレるだろ?


俺「そもそもコンドミニアムになんで泊まったんですか?」

ブルーノ氏「知り合いの知り合いのオーナーの所有なんで、安く借りれたんです。」

俺「で、領収書はどうでするんですか?」

ブルーノ氏「そうですね。コンドミニアムなので…どうしましょうか?」

え?ないの??

アゴダなどからでもコンドミニアムを借りられる。

そういうビジネスで貸している部屋には領収書が出るのだ。

その領収書が発行できないような部屋?

こいつまた何か隠しているのか?


まぁもうこいつはどうでもいい。



俺「適当な嘘ついて、適当な領収書は日本では通用しませんよ。」

ブルーノ氏「はい、わかっています。」

もちろん、わかっているはずもなかった。


俺「あなたの嘘報告は、領収書清算時にバレます。」
 「もし、俺がこの有様をそのまま本社に報告すればどうなるかわかる?」


ブルーノ氏「え?まずいですかね??」


当たり前だろ。


俺「あのね、今この事を俺から日本に報告すると大問題になるんですよ。」

だって、お前の評価はもう底だから。

底中の底で信用されていないから。


俺「領主書清算するときに、自分から正直に言いなさい。」
 「こういう理由で、ここに泊まっていましたって説明しなさい。」
 「いいいですか!もう嘘や誤魔化し無しですよ。」
 

と、ここまでが日本に帰国するまでの会話。


帰国後、素直にブルーノ氏が日本に報告していたら大事にはならなかった。

しかし、それが出来ないのがブルーノ氏。



本社からLINEで写真が送られてきた。

ブルーノ氏からのホテルの領収書だ。

こんなん出てきたけど、お前どう思う??ってメッセージ。


その領収書を見て、あきれるを通り越して感心した。


こいつはやはりバカだった。

その領主書はもちろん市販のものに手書きで記載した雑なもの。

タイで何回か跳ね除けた、あのインチキ領収書だ。

しかし、今回は以前より少し手の込んだもので、

とあるスタンプが押されていた。


○○サービスアパート。


うむ?

また名前が違う宿泊先が出てきた。

ちょっとネットで検索。

やはり、ここの住所と、報告を受けていた滞在先は異なっている。

これで、3カ所の滞在先名が出てきた。

ホテル1か所、住所のみの報告の場所1カ所、今回のスタンプが押されている1カ所。

この3カ所のうちのどれかがブルーノ氏の滞在先になるのか?

それとも、これもすべて嘘なのか?


謎解きだ。


今回領収書に押されているスタンプ…

うむ?

これよく見ると、駐車場で押されるスタンプじゃないか?


タイではホテルやオフィスビルの駐車場を利用したとき、

その利用を証明するためにスタンプを押してくれる。


今回のスタンプ、これはまさに駐車場のだろ。


あの野郎、全く使用できない。


そしてツメが甘すぎだろ?

もし偽装するならしっかりやれよ。

帰国前にあれだけ言ったのに、これで通ると思っているのだろうか?



ここまで来たので、さらに検証してみた。

このスタンプの裏を取る事にした。

このスタンプが押されているサービスアパートに電話する。

事務のタイ人の子も、ブルーノ氏の嘘を暴くのにうきうきだ。

みんなブルーノ氏が嫌いだから。


サービスアパートからの回答はもちろん、こんな領収書は発行していません。


はい、ブルーノ氏終了。


ここまでの内容は、本社のコボさんまでに止めて話をしていたが、

コボさん「もう、そんなやつを庇う必要なくね?」
    「実は、本社でも辞めてもらうか?って話もでてるんだよ」


こんなクズでも、タイで2名体制でやることが前提だった。

あまりにも信用されていない評価の男と一緒だと、

こっちまでいらない仕事が増える。

なので本社には最低限のフォローをしてきたのだが、

辞めてもらう?

その選択肢もありなのね?

もちろん賛成。


もう、何も信用できないブルーノ氏。

嘘まみれなの男さ。


ということで、本社幹部に領収書の件、

宿泊先がデタラメで、なにが本当かわからない件、

これまでもタイで勝手に清算しようとしていた件、

手書きの領収書の件、

ありのままに説明。


また長〜いブルーノ裁判が会社で開かれることになった。


結果は、


クビ。


もうお前は信用できない、が要因だった。


鳴り物入りで入社したきて、約1ヶ月。

とんだ曲者だったようだ。


で、終わるのかと思ったが、

もしばらく続くのがこのブルーノ氏の深み。



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2019年1月8日火曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1ヶ月でクビになった話。 〜その9〜

タイ出張残り3日。

しかしブルーノ氏にはもう誰も期待などしていない。

ブルーノ氏の帰国は木曜日だ。


月曜日にスカイプ会議があった。

本社よりブルーノ氏に指示があった。

本社幹部「日本に帰ってきたら、タイの出張報告をしてもらう。」
    「そのための資料を用意しておくように。」


もう具体的な仕事が無くなったので、

明らかに時間つぶしのような仕事だ。

ここでコボさんから。

コボさん「ブルーノ。君のチケットはオープンですよね。」
    「もう具体的な仕事が無いのなら、すぐに帰国したら?」

もともとは期待されていたブルーノ氏。

もし出張中に進行中の案件が動けば、滞在期間を延ばしてもらう。

そのために、多少金額が高いが日程変更可能な

オープンチケットを買うように指示していたのだ。


仕事も無いのにタイにいる今の状況だと、

無駄なホテル代などもかかるので、早期帰国には俺は賛成。

本社幹部「そうだな、そうしようか。」

ブルーノ氏「あの、チケットはオープンじゃないので日程の変更できません。」
     「オープンチケットは高いので買ってません。」


もう、このころの俺はこの程度では驚きはしない。

ブルーノ氏はこんなもんだ。


本社側「おいおい、ちょっと待てよ、お前。」
   「会社からオープンのチケット買うように指示しただろ!」
   「会社の指示をお前はどう考えてるんだ。」
   「もし延長になった場合、この案件はどうするつもりだったんだ!」


ブルーノ氏「いや、でも、チケットが安かったもんで。」


知ってるよ、君はそんな程度だ。


本社側「ばか野郎!!」


スカイプ会議は終わった。

ブルーノの評価も終わった。

いや、もうすでに終わっていた。


結局、日程変更ができないので、残り3日間、適当な仕事をしてもらう。

そんな中、本社側からは、しっかりとした報告書を作らせろ。

帰国後すぐに提出させろ。

適当なもの出してきても認めん!

ってメールが来た。



ブルーノ氏は木曜日の朝着の飛行機での帰国なので、

帰国後出社するとして、提出日は木曜日の午後。

木曜日に提出できるよう報告書作成の指示を出す。


ブルーノ氏「木曜は日本に朝着くので、会社には行かないつもりです。」

俺「は?」

ブルーノ氏「金曜日出てもすぐに週末なので、金曜日も休みもらおうと思ってます。」
      
ブルーノ氏「だった1日だけ出ても、意味無いじゃないですか?」


まじか?

こいつはマジなのか?

そもそもお前に意味などないのだ、ばか野郎。

しかし、こいつのこの態度。

ひょっとして、もうすでにタイでの駐在を諦めて、どうでもよくなっているのか?

俺「あのね、あなたね。タイ滞在希望してるんですよね。」

俺「まだ、タイで働きたいと思ってるんですよね?」

ブルーノ氏「え、はい。そうです。タイで働きたいです。」

やっぱバカだったようだ。

俺「あのね、そんな人がタイでの初出張後に、本社に出張報告も無しに休み?」
 「やる気もなにも無いなぁって思われると思いません?」
 

ブルーノ氏「でも…その日は予定があって…」

予定があってって、もう最初から休むつもりだったのか?


ブルーノ氏「離婚調停の裁判なんです。なので絶対出席する必要があって…」


え?と言うことは、最初から出張を延期になんてできなかったのか?

裁判の予定なんて出張前には分かっていたはず。

会社の指示無視して日付変更できないチケットにしたのも、確信犯。

初めからこの日には日本に帰る、会社を休む予定だったのだ。

何の本社に報告もせず、ごにょごにょとした理由で通用すると思っていたのだ。


ちょっと待てよ。

確か、入社前にブルーノ氏と飲んだ時に、

嫁さんはタイ人で日本滞在って経歴だったと言っていた。

治療が必要な持病がある嫁さんの為に頑張りますって、

あの時言ってたのも、全部うそ??


ま、もうどうでもいいや。

もうフォローも何もない。


とりあえず本社に連絡。


…ということで、彼の出社は次の週の月曜になるんですって。


沈黙。


怒りゲージを貯めている本社幹部。


わかった。出社後、よく話をする。

タイ出張迷惑かけたな。


鳴り物入り大型新人の評価。


もうまさに底辺だ。



しかし、ここから更なる波乱に。



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2019年1月6日日曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1ヶ月でクビになった話。 〜その8〜

ブルーノ氏、タイでの出張3週目。

タイ人からは一緒に働きたくないと言われ、

年下の俺からはボロクソに言われるようになった、

かつては鳴り物入りだった大型新人。


本社からの評価も、このころには底のほうまで転がっていた。

工事出張の最終日、

本社幹部より電話が。

ブルーノ氏はどうだ?との様子伺いだ。

本社幹部よりお前は新人なのだから仕事の報告を常にしろ!と指示していたようだ。

本社幹部「ブルーノ氏から本社には何の連絡もないが、君には連絡来てるか?」

俺「いえ、一切ないです。メールも電話も。」
 「仕事の進捗は、エンジニアの竹しゃん、タイ人と取っていますが。」

本社幹部「なに!!何も連絡が無いだと!!!」

暴走気味のブルーノ氏なので、

結構しつこいくらいに、

毎日の仕事報告を、タイの責任者の俺にするよう言っていたようだ。


本社幹部「あいつに、私に連絡させるように言ってくれ」


あ〜、もう本当に信用されていないのだ。

出張明けのブルーノ氏にさっそく聞いてみた。

俺「ブルーノ氏。本社幹部から仕事報告について言われてましたよね?」
 「なぜ、一度もなかったんですか?」
 
ブルーノ氏「え、報告はこれからするつもりなんですよ。」
     「これから報告書かきますので。」

俺「あ、そう。で、毎日する約束だったけど、それでいいんですね。」
 「じゃ、本社からすぐに連絡して来いって指示あるんで、よろしく。」

もう、ほっておこう。

って思ったのが失敗だった。


今回ブルーノ氏が同行した仕事だけど、

工事までの打合せなどは日本からの出張者のコボさんを中心で進めていた。

もちろん価格の打合せから仕事内容まで。

受注できたのはそこまでの過程があってからだ。


しかし、ブルーノ氏にはそんなとこまで気は回らない。



ブルーノ氏からの報告らしいメールが本社に送られた。

これを見て怒ったコボさんから電話がかかってきた。

コボさん「おい、なんだあいつのメールは。お前は確認したのか?」

俺「いえ、また勝手に送ったんですね。内容は見てません。」

コボさん「そうか、ちょっと転送するから見てくれ。」


ブルーノ氏からのメールが転送されてきた。

報告書を書くと言いながら、結局送ったのは簡易のメール。

夜3時まで頑張って仕事した、みたいなアピール。

ごめん、あんたが寝ていて、蚊よけを領収書で

回そうとしたことも本社にチクってますが。


しかし、そんな自己顕示よりも、恐ろしいコメントが最後に。


この仕事内容ですと、私であればもう50万バーツ高い見積りで受注します。
精度の高い見積りが必要だと感じました。


なんだこれ??

この仕事を受注しようと頑張ってきたコボさんの過程は無視のこのコメント。

無視と言うより批判だろ、これ。

もちろん50万バーツアップの根拠も何もない。

ただの幼稚な発想。

きっと、夜中の3時まで仕事がかかったことが懲りているのか?

お前は寝てただけだけどな。

しかも夜中まで延びたのは、工事のちょっとしたミスがあったから。

そこの指示がうまくいっていれば夜中までかからなかったのだ。

ミスの内容はわかっているのか?

わかっているはずもない、だって寝てたから。


翌日、本社幹部からも連絡が。

本社幹部「おい、なんだこの報告は。お前はこのメール見たか。」

昨日の経緯を説明。

本社幹部「しかも、あいつは何の連絡もないぞ。」


え?昨日連絡するように指示しましたけど…


おい、ブルーノ!


ブルーノ氏「え?昨日メールしましたけど。」


あ、あのメールで済んだと思ったいたのね。

だってよ、本社の幹部殿。


本社幹部「あいつ…ちょっとスカイプ会議しよう。」


と、急遽スカイプ会議という名のブルーノ裁判が開かれた。


もう、この頃になると期待の新人なんて、幻と消えていた。

スカイプ会議はいきなりブルーノ氏への罵声から始まる。

自分がなんでこんなに言われてるのかピンと来ていないブルーノ。


本社幹部「もういい。お前のは毎日レポートを作れ。」
    
もうそんなことしても効果ないって。


しかし、その日からブルーノ氏の報連相メールを俺が確認して本社に送るようになった。


このメール内容がまるで幼稚な感想文。

しかも客先名も、担当者名も誤字だらけ。

自分の所属先も、営業部だったり、海外営業部だったり、タイ事務所だったり。

最初は原文を転送したけど、

あまりの内容に本社からの追及が増す。

仕事の指示しているのか?教えているのか?なんてこっちに被害が及びだしたので、

ブルーノ氏にメール内容の訂正も要求。


あんたの所属部は、試用期間なので、総務部ですよ。

この客先名は間違ってますよ、名刺確認してしっかり書きましょう。

この打合せ内容は正しいか、先輩の竹しゃんに確認しましたか?


タイの代表候補、期待の大型ルーキー…ってこれは新卒の新入社員への教育か?


ブルーノ氏は基本的に定時に帰宅なので、

幼稚なメールを俺に送りっぱなしで帰ることも。

あ、またミスだらけだし、打合せ内容が感想文。

またこれ送ると、こっちまでいろいろ言われるなぁ。


本社に連絡を入れる。


もう、ブルーノ氏の報連相メールチェック、勘弁してください。

原文送るんで、それでブルーノ氏を評価して。


ちょっと仕事放棄かなって思ったけど、

このころのブルーノ氏の評価は底。


すまんな、お前に迷惑をかけている。



かつて、こんな男を待っていたんだとブルーノ氏を大絶賛していた幹部ですらこれ。



そんなブルーノ氏。

もう、こいつまじか?ってメールが本社に送付される。


「前回の工事で休日2日働きました。 
 タイ出張4週目の木曜日、金曜日でこの振休を使いたいと思います。」


その週の水曜日はタイの祝日。

木、金、休んじゃうと5連休。


馬鹿なのか?


日本からの出張者が出張中に5連休。


おかしいと思わないのか?


休日出たのだから振休はとってもいい。

でもね、日本帰ってからにしてくれよ。

本社に連絡を入れてみた。


もう本社もどうでもいいやって感じになってきた。

本社「正直どうよ?あいつが木、金、出社するのは必要か?」

俺「いえ、どっちでもいいです。」

本社「もう、休み取らせろ。お前もその方が面倒みなくていいから楽だろ?」


もちろんそうっす。

でも、なんか腹立たしい。


しかし本社からも評価が下がるというか、もう見放された感じだが。



結局、出張中に5連休をとったブルーノ氏。

休暇あけの最終週。

木曜が日本帰国予定日なので、タイ出張も残り3日。


でも、まだまだ波乱はつづく。



そろそろ終盤かな?って思った方は。


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