BTS駅の横のコンドミニアム。
食事は決まって、横のナイトマーケットだった。
BTSから降りてすぐ、テント屋根の下ががやがやしている。
そこを奥に進むと、こんな感じ。
席は適当に座れば良い。
ビール頼むところも2箇所ある。
俺は奥のほうを好む。
店員さんがかわいかったからだ。
当時、タイプど真ん中の子がいた。
俺はその子をオンヌットの天使と名づけた。
さすがに毎日行ってるとみんな俺の事を覚えてくれるし、
注文しないでも、ビアチャンが出てくる。
天使も微笑んでくれる。
天使は童顔であるが、若干肩幅が広い。またそこが良かったのだ。
引っ越してからは、足が遠のいてしまったオンヌット。
久々に訪れてみた。
ここ数年でオンヌットはコンドミニアム建設ラッシュ。
それに伴い、外国人居住者も増えているのか、
ナイトマーケットの客の3分の1くらいは外国人だ。
日本人もチラホラいる。
屋台が並んでいるが、日本食3軒(なんちゃって)、ファーストフード系2軒(ドイツ風)と、
なんでも食えるのが外国人にも人気なのだろう。
思えば、1年間ここで飲んでいた。
いつものカウンターに座る。
覚えてくれてたチャンガールがチャンを持ってくる。
「久しぶりね。どこ行っていたの?」
引越したんだよって会話をかわす。
オンヌットの天使は今はいない…
一人でカウンターで飲んでると、ほろ酔いでいろいろ思い出すものだ。
そう、男はたそがれるのと、過去を思うのが好きなのだ。
そして過去を美化して、またたそがれる。
一人ビールの最高のつまみだ。
美化された俺の過去。
ここでは、いろいろな人たちと飲んだ。
あっちゃん似のタイ人と、偶然遭遇したのもここだ。
その子とは、ここで3回ほど飲んだ。
あっちゃんの姉ちゃんと、マレーシア男と4人で飲んでいたこともある。
あっちゃんが横にいたタイ人姉弟の2人に話しかけ6人で飲んだ。
そしてデロンデロンになりながら、
みんなでアソークのディスコに行った。
あっちゃん達は勝手に帰宅したが、
その姉ちゃんと仲良くなり
送ってもらう車の中でキスをした。
すばらしいサクセスストーリーだった。
その姉ちゃんと仲良くなり
送ってもらう車の中でキスをした。
すばらしいサクセスストーリーだった。
そしてその後、彼女はエロマッサージ屋で働いていることを俺に告げた。
ネットでその店を見ると確かにその子がいた。
コメント欄に、○○ちゃんは最高!ねっとりフェ○と書いてあった。
ショックというより、ムラムラしたあの日。
俺は31歳、確かに青春していた。
ゴーゴーバーのTちゃんともここでよく飲んだものだ。
Tちゃんはオンヌット住まい。
非番の日の晩飯はここで2人で食べた。
ビアタワーを飲み、チムチュムを食べた。
支払いもお互いが出し合った。
今日は付き合ってくれてありがとうってビアタワーを奢ってくれたりもした。
彼女は夜の戦士だが、ここではただの女の子だった。
Tちゃんとは、そのころはほぼ毎週会ってたくらいだ。
映画好きだったので、
映画鑑賞後、ここでお酒を飲むのが基本パターンだ。
たまに、彼女の友達とボーリング行ったり、同僚の女の子の失恋のやけ酒に付き合ったりした。
夜の○○があったわけではない。
ただ、心が惹かれていたのは確かであった。
映画鑑賞後、ここでお酒を飲むのが基本パターンだ。
たまに、彼女の友達とボーリング行ったり、同僚の女の子の失恋のやけ酒に付き合ったりした。
夜の○○があったわけではない。
ただ、心が惹かれていたのは確かであった。
ある日、Tちゃんが俺の携帯の写真のアルバムを見た。
他の女の子の写真が出てくる…
その子たちは、よく行くバービアの女の子達だったところで、
ただ飲みながら写真を撮ってたところで、
言い訳にしかならない…
「気にしないよ。私も夜の仕事してるわけだし。私たちは好きな時間に会えばいいじゃん」
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