2018年12月20日木曜日

鳴り物入りで入社してきた男が、1カ月でクビになった話。〜その3〜

前回からの続き。


あの初めての食事後からも何回か飲みにいった。

俺はなんとかこの人とやっていかないとと折合いを付けている中、

相変わらず本社ではブルーノ氏の評価が上がっている。



人間的には俺は合わんって思ったが、

仕事はできる!って考えるようにする。

そう本社が評価してるのだ。

それに何はともあれ、前職ではMD職までしてるのだ。

権限は与えられなかったとはいえ、

仕事はできる人間なのだ。


って思う事にしよう。


そんなある日。

まだ入社前のブルーノ氏からメールが届いた。


「タイの事務所には雇用契約書はありますか?

これはタイ人のモチベーションを上げるのに必要です。

仕事を明確にしてあげて、タイ人のやる気をあげるべきです。

私の前職で使用していた契約書です。

タイ語でも記載しています。

もしタイの事務所に契約書が無いようなら、

この内容を説明してサインさせるべきです。」



おいおい、どうした急に。

急に「させるべき」って言われても。

しかもこの内容って…それお前の会社の契約内容だろ?

うちの会社の仕組みも内容もまだ理解していない入社前だろ?


モチベーションって言われても、

タイ人の離職に悩まされてるわけでもないし、そんな話なんてしていない。




これは本社側と何か話があったのかと電話してみたが、


しかし、本社側もなんじゃこれ?って。


入社前にこんなん送って来るなんてナンセンスだなぁ


結局、入社してから一緒に考えましょうって事で、波風立たせずに。



やっぱ、ちょっと変わった人かも。

暴走気味なのかな?


思ったことは言わないと、やらないと仕方がない。


そんな性格なのかもしれない。


こんなメールをいきなり本社に送るとは。


これはブレーキをかけるのに苦労するかもしれないなぁ。




なんて、こんなもんは序章にすぎなかった。



続く



暴走ブルーノ、加速準備中。って思った方は



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