2012年7月11日水曜日

バンコクで財布を落とした、次の日。

前回の続き。



激しい酔いから目がさめる。

今日はいつもと違う。何かが違う…

そう、財布が無いのだ。 無いんだよーーーーー!!


やらなければいけないことが一杯だ。

まずは、クレジットカードを止めよう。

とりあえず、日本に電話。 クレジットカードは難なく停止。

そしてこのカードは廃止となる。

次は、部屋のルームキーカード。

このルームキーで、ビルの入り口と、エスカレータを動かすことが出来る。

そう、エスカレーターを動かせる。

エスカレーターを動かせる?

ってことは、カードがないと降りられないぜ。

ここは、21階。さぁ階段で降りましょうか…

下につくと、事務所に向かい、カードキーをなくしたことを伝える。

どうやら、カード再発行には警察に行って紛失届けが必要らしい。

タイ語が良くわかりそうに無いぜこいつと心配してくれたのか、警察へ渡すようにとメモ書きをしてくれた。

こいつは助かる。

ということで、警察に向かう。














オンヌットの警察署。

私服の親父が話しかけてきた。

どうやら彼は警察らしい。

どうみても、モーターサイの親父だ。

その親父に案内され、ある部屋に入る。

そこには制服を着て、だらだらと、テレビを見る警察官が一人。

どうやら、映画ファンタスティック4に夢中だ。

メモ書きを渡してに無表情。

だって、ファンタステック4ながれてますもんね。

マーペンライ。

しばらくして、紛失届けを書いてくれた。10バーツで発行。

これで、ルームカードも復活であ~る。

俺「財布までなくしたよ~」

警察「ふん」

まるで無関心。

そう、俺が財布なくすか、なくさないかなんて、世の中はどうだっていのだ。

何も変わりは無い。



昨日のカラオケの子から電話があった。

カ「財布あった?」

俺「ダメ。結局無いわ」 カ

「そう。酔っ払いすぎよ」

俺「そうだね」

カ「今日。食事に行く?」

お、これはまさかの、財布をなくし傷つく俺を慰めてくれようとしてるにか?


カ「同伴オーケー?」

俺「…今日はリームーなんですけど」


自分の身は自分で守りましょう。

そして、自分が考えている程度のショックは、外から見ると、なんとも無い日常。

マーペンライで行きましょう。





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