タイに駐在し、
そして夜遊びのお好きの方ならご存知だと思うが…
タイの女性は美容にけっこう金を使うのだ。
歯の矯正は一般的。
整形だって気軽に出来ちゃうのだ。
そう、
シリコンだって簡単に入れてしまう。
あれはまだカラオケとかに遊びに行っていた頃。
駐在したてのルーキー時代。
あの頃は経費でバンバン遊んでいた。
接待の一環のカラオケ巡業。
俺はそこで天使に出会った。
ワットプラケオ付近から通うその子を、
俺は、西から舞い降りた天使と呼んだ。
カラオケにいる子を天使と言うのは恥かしい限りであるが、
透き通るような白。
そんなイメージを彼女は持っていたのだ。
かわいいな~かわいいな~と連呼すると、
でも私は胸が小っちゃいの…と言う天使。
その表情がたまらなくかわいく見えたあの頃。
まだまだ幻が見えた時代だった。
そんなある日、
街中で天使と遭遇した。
するとどうでしょう。
胸が張り裂けんばかりにパンパンになっているではないでしょうか。
どう?シリコン入れちゃった。
俺は言葉を失った…
何て事だ。
あの透き通るような白、そしてぺチャパイ。
そこが俺は好きだったのだ。
俺は静かに去った。
そして、もうカラオケには行かなくなった。(ただ単に、経費で遊べなくなっただけ…)
人々を魅了するソイカウボーイ。
華やかなバカラや、人気のクレイジーハウスではなく、
ひっそりと佇む、とあるゴーゴーバー。
ばばぁやデブしかいないそのゴーゴーに、
一輪の花が咲いていた。
俺はその子を、場末に咲く一輪の花と呼んだ。
場末の花はブリラム出身の20歳。
典型的なイサーンの顔。
つまりちょっと黒の。
顔はどこか田舎っぽさが残るかわいい顔。
そして鼻はぺちゃんこ。
この鼻がたまらなく好きだった。
その店に行くと、かならず花の鼻を触った。
鼻がちっちゃいの~
と気にする花に、
それがかわいいのだよ。
君はバンコクで一番かわいいよ~
と力説する俺。(←アホだと言って良し)
そう、その小ささが俺を魅了していたのであった。
そんなある日。
久々にゴーゴーに行くと、
その子が現れた。
あれ?
なんかきれいな顔立ちになったような…
あ!!
鼻にシリコン入れただろ?
どう?きれいでしょう
と自慢する場末の花。
そう、確かにきれいな顔立ちにはなった。
しかし、
俺の好きだったあの小さい鼻。
あの小さい鼻はもうなかった。
そこにあるのはすっと伸びたきれいな鼻。
いや、違うのだ。
あの小さい鼻が俺は良かったのだ!
あれがアジアの、イサーンの美じゃないのだろうか?
おれは静かにゴーゴーを去った。
男の性への欲求と、
女の美への追及、
この二つは常に果てしない。
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