日本全国から有名ラーメン店が出店してくる街。
ラーメン激戦区のバンコク。
しかし、一番求めてるラーメン屋が来ない。
天下一品。
早く出て来いよ!
こってりをタイで求めるなら、
七星。
七星でも満足してるのだが、
やっぱり天一を食べたい。
あのコッテリ。
あのコッテリを食べたい。
じゃ、作ってしまおう。
ネットで「天一のスープ」って見るといろいろ出てくるのだ。
とりあえず試しに作ってみよう。
タイのスーパーで調達。
鶏ガラと、骨付きのセールの肉を数個。
野菜も適当に。
こてこての要素は、じゃがいもみたい。
そうだったんだ。
どうりで腹にたまるわけだ。
圧力鍋なんて高級品はないので、
コツコツ4-5時間。
めちゃめちゃ美味そうなスープが出来上がる。
ここで、一晩寝かせる。
と言うか、ビール飲みながらだったので、これ以上夜の作業は出来ない。
翌朝。
鶏肉と野菜を取り出して、ミキサーに。
ネットで見た方法だけど、
ホンマにこんなん感じで作ってるんやろうか?
このディップがとろとろのコッテリになるらしい。
スープはさらに煮込む。
小骨なんてもうとろとろ。
何となく良い香り。
天一っぽいと言えなくもない。
このスープと、ディップを混ぜ合わせる。
塩で味を調整。
おろしにんにくと醤油ダレでスープは完成。
スープの事で頭がいっぱいになっていたので、
麺は適当にトップスで仕入れる。
タイでは定番のバミーの卵麺。
出来上がり。
ではスープを。
ほうほう。
なかなか興味深いスープ。
ディップの割合が多かったので、超こってり。
チャーシューも良い。
ただ、なんだこの麺は。
いまいちじゃないくて、確実に不味い。
こってりのスープに柔らかいバミーでは、合わないを越えて不味いのだ。
これは麺を探す方が大変なのでは??
続いては、こんな乾麺を発見。
茹で時間を短くすれば硬めでいけるのではないか?
では茹でてみる。
オーノー。
ふにゃふにゃ。
茹で始めた時から気づいてしまう。
こいつには片麺で仕上がろうとする根性なんてない。
美味いぜのオーラが出ていない。
これはラーメンにすると絶対失敗と思ったので、
つけ麺風にしてみたが…
カオソーイに入ってる柔らかい麺って感じかな。
このスープには…まったく合わん!
スープ単体はそこそこ美味いのだが…なんでや!
福建麺という確実な麺の存在は知ってるが、
あれだと麺そのものが美味くて主役。
このコッテリには硬めの細麺だとなあ。
少し卑怯だがこれ。
日本の麺。
麺だけ使わせてもらう。
これは期待できる。
昼下がりのラーメンにぴったりなのでベランダで食べよう。
どれ。
ほうほう。
これはなかなか合う。
ただ、たどり着いたぜって程の満足感は得られない。
結局、天下一品と言う神の足元にも全く及びはしない。
ごまかしで作れるかと思ったが、
そんな甘くは無かった。
そして、ラーメンに合う麺を探すのがこんなに大変だとは。
タイ人用のフニャフニャ麺以外の麺は市販されてるのか??
パスタをアルデンテで使うって手もあるが、
もう疲れたよ。
とりあえず麺が見つかるまでは、
もうラーメンは作らない。
スープに合わない麺は、不味いのだ。
余ったスープはここってり鶏鍋にした。
鶏鍋…
めちゃめちゃ美味かった。
ここに〆のラーメンでも入れれば…
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